スキージャンプの高梨沙羅選手が北京オリンピックを失格になり話題になっています。
高梨沙羅選手が失格になった理由は『着用しているスーツの太もものサイズが2cm大きかったから』ということです。
なぜ高梨沙羅選手のスーツについて規約違反が起こったのか気になりますよね。
今回は高梨沙羅選手の失格の原因になったスーツ規約違反について詳しく調べてまとめました。
高梨沙羅のスーツ規約違反はなぜ起きたのか?

北京オリンピックに出場していた高梨沙羅選手ですが、スーツの規約違反が原因で今回失格になってしまいました。
ではなぜ今回スーツの規約違反が起こったのかについて調べてみました。
国際スキー連盟(FIS)の規則では「直立姿勢で、スーツ寸法はボディーと一致しなければならず、最大許容差はスーツのあらゆる部分において、ボディーに対しプラス1センチ~3センチ(女子は同2センチ~4センチ)とする」と決められている。
このようにスーツのサイズに関しては2〜4センチは最大許容差が許されているようです。
しかし、高梨沙羅選手の場合このサイズを更に上回ってしまったということですね。
ちなみにこのスーツの値ですが、シーズン初めに計測し、数値を提出しています。
体重の変化などで誤差が出てくるケースも出てきます。
その為今回のような、
『スーツの規定違反』は珍しいことではない
そうです!
ちなみになぜここまでスーツのサイズが厳しいのかというと、
規定に抵触することが多いのは股下部分で、スーツの股下が1センチ下がっただけで飛距離が伸びる。
と専門家は解説しています。
やはりジャンプ競技ではいかに遠くまで飛べるかが勝負の鍵になるので、1センチの差は大きいですよね。
高梨沙羅のスーツ規定違反はスタッフの確認不足が原因だった

今回規約違反で失格になってしまった理由は、
太ももが2センチずつ大きかったことが原因です。
なぜ2センチのサイズのずれがあることが分かったのかというと、
ジャンプ後にランダムで行われる検査で判明してしまったようです。
しかし、
このスーツのサイズが大きかったことは高梨沙羅選手の責任ではなく、スタッフの確認不足が原因
だったそうです。
ジャンプ女子日本代表の鷲沢徹アシスタントコーチ(47)「本人のせいではない。スタッフの確認不足というか…。本人は与えられたスーツしか着ないので、これでいいと自信を持って飛んでいる」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/893ee9ea9ef860f4b0fe15683651cc6899a1340d
しかし、
『高梨沙羅選手が今回の試合で着用していたスーツは飛ぶ前に検査に出した時には合格だった』
と日本チームの監督は話していました。
飛んだ瞬間にサイズがずれてしまったのかは定かではありません。
高梨沙羅選手は与えられたスーツを着用して、いつも通りに競技に挑んだだけだったのに相当なショックですよね。
1回目のスーツの規定違反で失格になってからも、2回目に大ジャンプを披露した高梨沙羅選手。
流石の精神力の強さですね!
